高松燈は豊川祥子の事を救うことができるか、それともできないのか〜BangDream it's My GO!!!!!を見終わって考える〜①
こんにちは。
季節の変わり目は既にあってないようなもの。
疲れてしまいます。
また、僕自身も疲労困憊ですが生きてます。
さて、先日に夏アニメであった「Bang Dream it's My GO!!!!!」の放送が終わりました。
この作品はかなり異端で、口コミでどんどん広がって盛り上がった作品だと思います。
ぼっち・ざ・ろっく!と同じ感じでしょうか。
既存のバンドリ作品を知らなくても見ることができ、自分も入りやすい作品でした。
今回は、そんな言語化したいことを形にします。かなりの大分量になります。
もしかしたら、収まらなくなって何回かに分けるかもしれません本当にすみません。
駄文になってつまらない、酷いと思うかもしれませんがその時はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
自分が、バンドリに出会った日
自分がバンドリに出会ったのは、2017年。
といっても、新しい物が始まったなという感想しか起こらずアニメ見ませんでした。
当時は忙しかったし、バンド物には興味がありませんでした。
話題は聞いてましたが他人事。
とはいえ、リリースしたばかりのガルパを入れたことはあり少しだけプレイしたことがありました。
しかし、自分には合わずに少しプレイしただけでフェードアウトしてしまいました。
やはり、ストーリーを読むのが苦痛でそれをやるのにも音ゲーをやらなきゃいけないってのが大きな苦痛になったと思います。
あと、戸山香澄が苦手で。
ギター入手経路とかの話があまり好きじゃなくて。といっても、偏見だとは思いますしアニメも見てないから言う資格はないかな。
そんな感じで最初のコンタクトは失敗してフェードアウトしていきました。
その後、再び手を取るきっかけになったのは今年にスマホを買い替えたことがきっかけ。
D4DJでガンダムの曲があることを知ってプレイしことも要因でした。
しかし、期待外れであり再び手を離してアンインストールをして触れないようにしてました。
そんな時に、MyGO!!!!!の実装が決まったのでした。
MyGO!!!!!との出会い
MyGO!!!!!との出会いは昨年の夏から秋にかけて。
当時、林鼓子さんが主演を務めるキラッとプリチャンも参加するプリティーシリーズのシーズナブル合同ライブが開かれてました。
僕もオンラインで視聴してたので、当時のツイッターをみて感想を読んでたのですが驚くべき話が出てきたんです。
「林鼓子が渋谷でドラムを叩いてたぞ」
そんな投稿が流れてきました。
んなバカなと僕は思いました。
というのも、プリティーライブが開かれてたのは中野サンプラザ。
渋谷に行くにしても時間を要します。
しかも、昼夜公演があり昼公演を終えてからそんなに時間が経たないうちに夜公演はスタートします。
どう考えても無理があると思ってました。
しかも、ちゃんと林鼓子さんは舞台に立ってたんですよ。
それもあり、僕はそんなバカなと思ってました。
しかし、それがだんだんマジかと思わされることに気付かされます。
というのも、ミラクルキラッツの出番は後ろの方でかなり時間がありました。
なるほど、昼公演はともかく夜公演に関しては出番をあとにするということを込みにしてドラムを叩きに行ったのかということに気づきました。
また、5chのランガスレには林鼓子はバンドリもあるという書き込みもあったので、マジか??という疑問はさらに増幅してました。
そんな中で、そのスレにはリンクが貼られたのでYouTubeに飛びました。
それこそが、MyGO!!!!!のYouTubeチャンネルでした。
そこでのキャラクター紹介、つまり立希のですが。
それを聞いて、林鼓子さんだと確信しました。
と同時に、バンドリですかという気持ちも生まれました。
バンドリはでかすぎて追いかけられないと諦めてたからです。
しかし、キャストを隠すのは意味があるのかもしれないと思い、気づいても黙ってました。
当たり前だけどね。
そして、ライブを重ねていくという話やYouTubeでの展開を見てすごいなぁと思ってました。
特に、迷子集会は面白いですよね。
当時はキャラが前面に出てましたから。
キャスト解禁からアニメまでの期間
年明けもそんな感じでして、プリチャン5周年はまじで動き無いんだけど、どうするんだよとか水星の展開がやべぇよとか思いながら過ごしていた中で、4thライブを行うという告知が出ました。
正確には出てたが正しいのかな。
そこの説明が、なんかいつもと違うぞって感じがあったので何かあるぞとは思ってましたが、お金がなくバイトをしてましたのでやむにやまれずにいたのですが、そんな時に公式から後半をYouTube生配信するよとの告知が。
これはなにか発表があると思い、帰りにYouTubeを開いて待機。
そしたら、アンコールでキャストの顔出しが!!
やはりドラムは林鼓子さんでした。
羊宮さんは、実はプリマジのリューメ役で知ってました。
申し訳ないことに、青木さんと立石さんと小日向さんは当時は知りませんでした。
しかし、早生まれではありますが青木さんと小日向さんが自分と同い年ということでなんか嬉しかったですね。
立石さんは、年下で驚きました。
ともかく、自分の中でこれはすごいことになったと思い、追いかけてみるかという気持ちが高まってMyGO!!!!!というバンドの追っかけになることになりました。
これまでは惰性でみるなど、たまに動いてきたということでした。
しかも、お渡し会があるとのことでこれは最初で最後のチャンスかと思ったんです。
ランガ時代に林鼓子さんとのチェキもお渡し会に参加したことがない自分にとって、逃したらもう次はないと思ってました。
その感は正しく、今はもう林鼓子さんのお渡し会をやる雰囲気は見当たりません。
やはり、参加して良かったです。
また、アニメの存在も大きかったです。
既存のバンドはあんまり関わりがないのではという話をチラって聞いて、なんか安心して見れるなと思いました。
余談なんですけど、Avemujicaの動きも謎のムーブをしてた時に同じく見かけたので見守っていました。
本当にすごいな。
さて、行けるならライブも行こうと思い応募して当選。
心の底から見守っていましたし、楽しんでました。
カレンダーにはたくさんのMyGO!!!!!関連の予定が書き刻まれています。
そして、ガルパ追加を決めたの同時に逃げずに実装に近い頃にやろうと決意。
アニメもスタートし、毎週視聴が楽しみに。
バンドリtvライブも見始めました。
アニメが始まって
アニメの制作発表で初回3話連続放送は正直驚きましたが、これは見続けられるなと思いました。
飽き性なので、助かったのです。
アニメ、正直言って取り込まれてました。
食いつくように見てました。
ご存知のとおり、CRYCHIC解散から始まり愛音の転校から運命の歯車が動き出しましたが、愛音があまりにも軽すぎるキャラで驚きました。
しかし、そういうものだとも思ってました。
自分自身がそうだからです。
燈があまりにも暗すぎることも驚きましたが、共感性羞恥が強すぎて見てられませんでした。
恥ずかしい。
燈のその特性は、人によっては生きていく中でずっと鎖になって足を引っ張るからです。
これはまた別の時に話したいです。
グイグイ来る愛音に、キリキリするものもありましたが、しっかり物事を考えてることも描いてくれてて良かったです。
やりすぎると嫌われるからです。
そんな中で立希が出てきましたが、怖いなぁと思いました。
突然でてきたかと思ったら、いきなりキレられるのは怖いでしょう。
僕は彼女が良い子だと知ってますから良いですが、知らない人は怖いから関わりたくないと思うだろうなぁと感じました。
実際、グッズ面で弊害が出てる感じはありました。
ともかく、その後にそよが出てきましたがまだ印象が変わる前だったので優しい雰囲気出てましたね。まぁ、既にヤバい本性が出てたんですが。
ストーリーに関しては割愛しますが、暗すぎてびっくり。
CRYCHIC回は苦々しく、悲しくて切なくて心に来ました。
そんな感じでバンド結成を経て、愛音が打ちのめされた回はあんなにチャラチャラしててもこんなに苦しいことを経験してるんだと思いましたし、燈が愛音に助けられたと感謝していて恩返しをしたいと思っていたことを明らかにしてたのが良かったですよね。
MyGO!!!!!のバンド名伏線も張られていて、うまいなぁと思いました。
立希の自責のところとかそよとの会話、五話の後半は印象がガラリと変わると思います。
六話は特にその側面あるよね。
その前後で楽奈が出てきましたが、風来坊なんですよ。
消えたりそこに来たりする。
第一印象がそうでした。
7話からの地獄を超えて
さて、7話は例の春日影関係のゴタゴタがきっかけの地獄展開が始まるきっかけになりました。
前半は緊張というものとの戦い、愛音の気遣いとかが出てて好きです。
後半のライブパートもほんと良かったんですが、春日影のシーンから風向きが怪しくなったときは寒気を感じました。
なんできっかけを作った祥子が泣いてるのか、そよはなぜ春日影を避けてたのか、なぜ睦は見続けてたのか、なぜそれ以外のメンバーは春日影を弾き切れたのかがわからなかったんです。
そして、例のセリフ。
あんなに優しそうだったそよの本性がこれなのかということを少しだけ吸収しました。
おもえば、確かに指をいじってたのはなんかおかしいと思ってはいましたのでしたがね。
ぶっちゃけ、ネタ扱いされてたのは次の日からだと思います。
散々書いてますけど、そよは人間らしい人生を歩んできてはいなかったんですよね。
これは9話で明かされるけど、この時点から何かおかしいとは思ってました。
そして8話。
バッサリ立希に切り捨てられて、そよが暴走を始めたときはこれはやばいことになるぞと思ってました。
案の定、地獄の展開で祥子にボコボコにされてCRYCHICは完全終了。
そよは闇落ちして迷走を続けます。
9話の冒頭、そよの悲しき過去が明かされました。僕はそれを見て、いわゆる愛着障害なのかなと思いました。
推測だけど、当たってるかも。
そよは反動から、バンドメンバーにシカトを決めて脱退宣言をして利用してきたことをカミングアウト。
立希はキレるが、反撃とばかりにカウンターを決められて何も出来ず。
海鈴を呼ぶが、配慮されてついに立希は全てを明かす。
愛音は燈を思ってバンドを去り、崩壊寸前に陥ってしまいました。
そこからの10話の大逆転はすごすぎるよ。
愛音は現実から避けるために燈を無視するし、立希は自分があまりにも身勝手すぎて燈のことを何も考えてなかったことに気付かされて打ちのめされた。
燈は、もはや意味を失いかけて階段から足を踏み外しかけるほど追い詰められていた。
そんなとき、sumimiの初華が一緒のプラネタリウムにいたのは奇跡だし手を伸ばして助けたのは本当にファインプレーだったよ。
そんな時に話した歌の凄さが燈を奮起させたのは、本当に感謝しか無いです。
朗読から始まった燈のソロライブは、偶然そこに居合わせて再び燈を面白いと思った楽奈によって飛躍のきっかけを掴み、立希をドラムに引っ張り出して軌道に乗り始める。
楽奈って、本当に面白い。
どこにもいなかったからこそ、何かを引っ張っていけたんだな。
愛音を再びバンドに引き込もうとする燈はほんとに成長したなって感じた。
あんなに強く感情を出してあなたが必要、大事だと叫んだのは初めてだと思う。
しかも、走って追いかけられるのもすごいよ。
その時の愛音が、「燈ちゃんのせいだよ」というのがまた良い。
燈の気持ちが刺さってたのと、本当は燈に言ってもらうのを待ってたんだなぁと。
ギター練習をしていたと伺えるシーンがあったからこそ感じる。
もう一つのファインプレーは睦かな。
意味深に伝えた言葉が、結果的には燈が愛音を取り戻すことにつながったし、そよの動きを変えることになった。
愛音は燈に説得されたあと、月丿森に行ってそよに説得を試みました。
シカトをされても、つきまとってきた愛音に苛立つも諦めて家に上げたのは、そよの切り捨てたくても切り捨てられない優しさがそこにはあったからだと思います。
そこで始まったのは、女と女の侮蔑と罵倒が入り混じった口論。
愛音がそよにあんたと言ったのは、1つの関係性のステップアップだったのかな。
そよにあそこまでの罵倒をして場の空気を持っていったのは素直に関心を
そよも見栄ではじめたくせにとか喧嘩売ってるのかなど汚く醜く罵ってたけど、やっぱりそれ以上の動きはできない。
私が終わらせてあげると言ったのは、せめてものの強気なのかもしれない。
根本的に、悪役向いてないよ。
そんなことがあり、ライブに突入。
そこで燈はそよを観客席に見つけて強引に引っ張り出し、愛音が引っ張り上げる。
ここからも、燈の強情なところが出てる。
諦めたくないんですよ燈は。
愛音はそれに答えるんですよね。
楽奈からベースを受け取ったそよは弾く気はなかったのに、結局は弾いてしまう。
やっぱり優しすぎて悪役向いてないよ。
そこで流れたのは、主にそよ経向けたメッセージを歌詞にしたものであり、メンバー一人ひとりへのメッセージでもあった歌。
みんなが涙を流していましたが、過去の思い出を消さずに否定せずに肯定してたのが良かったです。
立希が泣き始めてから、それを見た愛音も涙を流したのがこの二人の関係性がにじみ出たものだと思い、とても良かったと思ってます。
そしてそよ。
あの涙の止まらなさと恐らく心の底からの声を上げながらの涙は、この世に生を受けた赤子のようでした。
これまで、長崎そよはヒトの形をしたなにかだったかもしれませんでした。
ですが、これまでの積み重ねとこの燈の言葉がうまく作用した結果、ヒトとしての長崎そよが生を受けたのです。
産声だったのです。
11話はその直後から。
ライブは大成功に終わり、涙を流す。
楽奈は泣きませんでしたが、それが楽奈だと思ってます。
そよは混乱して、自分がみんなのことを利用していたのを告白します。
でも、燈はそれでも一緒にいたいことを伝える。
なんか、ここでバンドが固まったなと思いました。
何があっても、簡単には壊れないという自信です。
そこからはこれまでの話が嘘のように進んでいきます。
日が明けて、またRINGに集まった五人。
立希は愛音の事をちゃんと褒め、愛音も立希の不器用さをほめたのでした。
二人の関係性はまだ変わったと思います。
これまでは喧嘩ばかりでしたけど、ここからは認めるところ認め合うことができる関係性になったと思います。
楽奈はライブやりたいと言いました。
よほど、気に入ったのでしょう。
そよは、もはや仮面をつけることなく、素の状態でメンバーと接しています。
そんななか、ライブが決まっていたことを知る五人。
燈の一言でライブをやることを決意します。
曲を作る中で、そよは家に招きました。
そこで写真を撮ったり、何気ない会話をしていましたけど、バンドの雰囲気が一番変わったとわかりやすい場所であったと思います。
立希はそよの企みを気づいていましたが、自分もそれを利用していたのを告白して自分も最悪と話しました。
目をむいて対話をするって成長したなと思いました。
愛音と燈がお互いをあだ名で呼ぶほど、二人の絆は壊れることのないガッチリとしたものになったのかな。
ライブ前日、衣装ができず愛音は作業のためにメンバーを呼びました。
そこでそよは、愛音の感性やネーミングセンスの無さにイライラしてましたね。
もはやそれを隠さないということ、愛音は自分と同類だからこそキツく当たるって所がそよの変化を伝えてくれてます。
そんなところで、楽奈がなぜバンドに加わったかを独白してます。
自分の居場所だった、一生続くと思っていたライブハウスが無くなってしまい路頭を迷ってしまった。
風来坊だと思っていた楽奈が迷っていた猫だったことだったことが明かされます。
ようやく安住できる場所をこのバンドに見出したのかな。
昔のラノベである、迷い猫オーバーラン!のようだなと感じました。
その話を聞いた燈は、自分の中の一生を再定義しました
傷つかないでいたいから一生という言葉を使っていたけど、それは無理な話で衝突や路頭を迷うことは避けられない。
でも、それを受け入れたうえで一生バンドをやりたい、みんなとなら乗り越えられ自信がある。
これまでの経験が、燈の中にあった不安や怯えを少しずつではあるが変えていって成長に繋げていたことを証明してくれました。
そして、そよの衣装が切られるというトラブルもありつつ、運命のライブ当日を迎えます。
これまでと違う日常回だからこそ、このバンドのことを好きになれるのかなと思います。
幕間
今回はここまでにします。
ちょっと終わらないし、何回かに分けます。
少しは自分の感想が伝わってますでしょうか。
それでは。